【コメント】
・全国及びJAおきなわ相場保合。弊社買取価格も保合とします。
・さて、昨日は、相場のコメントをしましたが、沖縄県内養鶏の自給率はどの程度でしょうか。
・【飼育成鶏羽数100万羽×1羽あたりの年間産卵数300個】÷【沖縄県の総人口146万人×1名あたりの年間消費量330個】=沖縄県の自給率は約62%と推測されます。また、沖縄県が自給率100%となる場合、単純計算で、約160万羽の成鶏羽数が必要となり、60万羽、増やす必要がありますが、この自給率を少しでも上げることが、島嶼県である沖縄県にとっての最重要課題であり、JAおきなわの目指すべき方向であると思います。
・では、なぜ全国がほぼ自給率100%に対して、沖縄県の自給率が低いのか。それは、相場が県外と比較して相対的に低く抑えられ、仕入れコストも高い沖縄県では、生産を効率化し、規模拡大を図ることが難しかったことに起因すると思われます。
・ちなみに【飼育成鶏羽数100万羽×1羽あたりの年間産卵数300個×卵重60g】÷1000÷365日=1日あたりの生産量は約50,000㎏となりますが、相場が10円上がると、1日500,000円、年間で182,500,000円、養鶏業者全体の売上が上がる計算になります。
・自給率向上を目指し、生産量を増やためには、まず、養鶏業者が安定した経営を行うための適切な相場設定を行い、売上を増加させ、その利益で生産効率を図り、羽数を増やし、その利益でさらに羽数を増やすという循環が必要ではないでしょうか。
・今後は、養鶏業者が成長すれば、それを取り巻く各業者の経営も安定し、養鶏業界全体が発展するという好循環を目指すべきではないでしょうか。